終わったのが16時過ぎで、閉館が17時と知っていたので、最初から中に入らないつもりで。
上州富岡駅のひとつ隣、西富岡にある生涯学習センターから、たらたらと歩いて行ってみました。
と、あっと言う間に着いてしまって。笑
以前製糸場を友人と訪ねたことがあるので、前知識は十分。
今日は、周辺の地形見学。
繭から糸を繰る時に、お湯を使って一回繭茹でて、そこから糸のイチバン最初をさがして糸繰りの機械につなげる、という作業があるのですが。
私が見たかったのが、お湯を沸かす前の水。
富岡製糸場の地図です。
こんな感じで、すぐ近くを、鏑川(かぶらやがわ、でしょうか)が流れています。
北側の少し離れたところに、もう一本川が流れていて、この二本の川のどちらかが、糸を繰るのにとても適した水質だったとか。
どっちだったか忘れちゃったんですがねー
ともかく、繭を茹でるための水を川から引いてたって言うんで、ちょっと、と思って川を見に行ってびっくり。
かなりの高低差。
30mくらいあったかも。(もちろん計測したわけではないので適当な数値。笑)
製糸場の敷地から南に向かって急激に下がっていて、はるか下の方を水が流れてまして。
あれー
これじゃ、逆サイホンの原理(金沢城、兼六園とかで使われている)とか使わないと、川から水引いてくるの大変だな、という感じ。
この川には、一度使った水を捨てるだけ、だったのかも。
日本初の排水溝整備が富岡製糸場だったそうであります。
入り口と反対側からのアプローチ。
西繭倉庫と繰糸場、西側からの眺めです。
右が繰糸場。
棟の上に小さな屋根がついてるのは、自然換気用の窓です。
内側にちらっと白い鉄骨階段が見えてます。
当然クーラーなしなので、夏場は猛烈に暑かったとのこと。
冬は逆ですね。
かの、木骨レンガ造、です。
木組みプラス、レンガによる耐震壁、でしょうかね。どうゆう構造計算になるんでしょうか。
ともかく、311の震災でも、揺れはしたけれども瓦ひとつ落ちなかったそうです。
外周のコンクリートブロック塀からカメラだけのぞかせて撮りました(ごめんなさい)。笑
中央に見えてる煙突も、大事な役目。
こちらが、正面入り口。
東繭倉庫、以前来た時は耐震診断が始まったばかりで、全面仮囲いでした。涙
今回は、まだ少し足場の鋼管が残ってますが、ちょっとだけ雰囲気がわかるように。
もちろん、17時ちょうどくらいだったので、入り口のみで退散でした。
中の写真は、またいずれ訪れる機会あれば。
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