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2015/02/08

Garden Cities of To-morrow その1

しばらくぶりに更新です。
生活に流されて、なかなか英語の勉強全般が進まないので。
エイヤ!と思い立って、買いました。


そもそも、イギリスの都市計画の教科書。
なのに、なぜか表紙はミラノのガレリア・・・笑

なにゆえ?
出版社の意図がわかりませんが。


この本、当初は1923年に出版されたそうですが、いずれにしてももうだいぶ古い。
本を探したときも、復刻版がたくさん出版されてて、どれを買ってよいやら。

たまたま思いついた時に見てたら、安くなってたんでポチリしました。
アマゾンで564円とかだったかな?
今はまた2600円程度に戻っちゃってます。

2013/03/10

[dezeen]グーグル社が明らかにした、カリフォルニアの広大な新社屋について

ニュース:グーグル社は、カリフォルニアのサンフランシスコ湾に面して100,000m2の新しい社屋をデザインするために、国際的に活躍する設計会社NBBJと提携した。

港湾を見下ろす(※註1)新社屋は、現在のオフィスを引き継いだり、自分たちのニーズに合わせて改装することはせず、グーグル社にとって自分たちのオフィスを自らデザインする初めての機会となる。この新社屋は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ郡マウンテンビューにある現在の本社”Googleplex”の二倍以上の広さとなる予定です。

(※註1:サンフランシスコにBay Viewという地名があるかも?)

2013/03/07

[designbloom]安藤忠雄:メキシコ、モンテレイ大学施設 centro roberto garza sada

安藤忠雄氏が最近設計、「創造の門(the gate of creation)」と名づけられた、メキシコのモンテレイ大学のアート、建築、デザインのための建築は、氏にとってはラテンアメリカ(南米)で初の仕事である。この雄大なコンクリートの造形は、たくさんある授業のなかで、美術を表現する手法を学んでいる芸術系専攻の500人以上の学生のためのスタジオと学びの場を提供するためのものである。建物の形状は、ホールではあるが野外劇場のような階段状の曲線底部と、コンクリートというシンプルな素材を採用することによって、さらに劇的な空間として特徴づけられる。RC造の6つの階は、空間と直交する階段やドラマチックにカーブしている階段が不規則にはさまれた、光に満ちた吹き抜けでつながっている。その結果、ラテンアメリカのデザイナーの新しい世代のための、完璧なプロポーションの「tabula rasa 開かれたドア」である。

※後日修正:satoさんのコメント通り、です。笑


2013/02/15

[dezeen]ヘルツォーク&ド・ムーロンによる、メッセバーゼルの新しいホール

Herzog & de Meuron が拠点としているスイスの北部の町ヴァーゼルに、三つのホール「ヴァーゼル展示センター(the Messe Basel exhibition centre)」が完成しました。

毎年6月にバーゼル美術展(Art Basel)を開催しているメッセヴァーゼル社(the Messe Basel)は、隣接する公共の展示広場(Messeplatz)周辺へと展示会場を変えながら拡大していたが、Herzog & de Meuron 事務所が、2つの古いホールを増築しながら新しく更新したらどうかと持ちかけていた。

そして、1階に2500人を収容するイベントスペース、その上に2層分の展示室、と、各階高さ10mずつ、3つのホールが積み重ねられた。

外観的には、3つのホールが少しずつずらして積み重ねられている。編みこまれたアルミニウムが外壁を覆い、ネットのような印象的な外観を創りだしている。

各ホールは、最小限の柱による広いスパンが採用され、エレベータが各階をジグザグにつないでいる。

1階のロビーは、既存の展示ホール、ショップ、バー、レストランとつながっている。また、ガラスが外観を覆っていて、そこを訪れる多くの訪問客を引きつける空間となっている。

増築部分は、展示広場(the Messeplatz)と結ばれ、街のラウンジ(City Loundge)と名づけられた屋根のある空間を創りだしている。大きな円形の吹き抜け空間が屋根をくり抜き、建物へ入るメインエントランスの庇を構成している。

新しいホールは(2013年)4月23日オープンし、古い建物は集合住宅とオフィスに改修される。

Jacques Herzog と Pierre de Meuron によるHerzog & de Meuronは、最近NYのロングアイランドに the Parrish Art Museum というアートギャラリーを創っている。2012年サーペンタインギャラリー博覧会(the 2012 Serpentine Gallay pavillion)のオープニング時に収録した、両建築家のインタビューを含む、Herzog & de Meuronの情報については、こちら。

撮影: c/o MCH Group AG

プロジェクトの詳細は、以下Herzog & de Meuronより引用。

メッセ・ヴァーゼル社(Messe Basel)- 新しいホール完成。

メッセヴァーゼル社による新しいホールが完成した。展示広場(the Messeplatz:展示会場)周辺にある展示ホールを集約したいというメッセヴァーゼル社の目的による重要な再開発である。クラインバーゼル地区にとっても、展示広場(the Messeplatz)が整備されて便利になると同時に、ヴァーゼル都市再開発計画により旧展示エリアが集合住宅とオフィスに変わることで、にぎわいと活気を取り戻すことが期待される。新しい3層の増改築部分は、二つの旧式のホールから、連続するロングスパンと10mの天井高で構成される、現代的でフレキシブル、かつ多目的な展示スペースとなった。

建物内部で全ホールを行き来できるように、増築部分は展示広場(the Messeplatz)の上部に架けられ、街のラウンジ(the City Lounge)と名づけられた庇のある新しい公共スペースを創りだした。
建築的かつ都市計画的に重要な要素としては、メッセ広場(the Messeplatz)の最南端として位置づけられ、オープンエアーの大きな円形の吹き抜け上部から採光されることである。街のラウンジ(the City Lounge)は常時公共空間として開放され、建物のエントランスといった正式な役割だけでなく、クラインバーゼル地区の公共生活の一端を担うようになるだろう。

新しいホールは、3層に分かれる。1階のエントランスフロアは、the City Loungeと既存のホール、2500人を収容するイベントホール、ショップ、バー、レストランとシームレスにつながる。ダイナミックな道路と同じレベルの建物正面部分は、歩行者の通り抜けが許され、トラムの停留所と、展示センターやイベントホールへの入り口の空間としても一体として機能する。ここで、大きなエキスパンジョイントのガラスは、その必要性からと、想定される展示ホールの複雑さと公共の都市生活の活性化に対して、開放性を達成するのにふさわしい、空間的な透明性を創出する。

2階からの上の2つの展示フロアは、切り離された空間ボリュームとして少しずつずれて設置され、具体的な都市条件に対応したり移行したりしている。新しい展示ホールは、どこから眺めても異なった外観を持ち、これまでの典型的な単一用途の展示ホールとは違って見えるように創られている。この継続的な建築的変化は、外壁表面全部を覆う均質的な材料(アルミニウム)を違ったものに見せる。

バンドをねじってつないだような外観は戦略的にモジュール化され、周辺環境に対して大きな空間ボリューム(体積)であるホールのスケール感を抑制している。単に装飾的であるということだけでなく、隣接する土地に自然光が落ちるように調整され、かつ新しいホールの公共的空間への眺望を可能にし、ひいてはバーゼル市の特別な景観となることを意味する。


元記事:Messe Basel New Hall by Herzog & de Meuron
http://www.dezeen.com/2013/02/13/new-hall-messe-basel-by-herzog-de-meuron/


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初翻訳作業は、ヘルツォーク&ドムーロン事務所のバーゼル展示ホール。

訳していてわかったのだけれど、この建物の面白いところは、既存の建物と建物をつないで増築はしているけれども、その間の空間を公共空間として残したこと。

富山駅のように、人々の通行とトラムの停留場と建物の入り口とが兼ね備えられた公共空間になっていて、かつ集合住宅やオフィスもコンバージョンされる。

日本の場合、道路上空に架けられる建物は、廊下とかそうゆうのしか許可が下りないのだけど、とてもうまく処理していて、なおかつ魅力的な空間としても機能し始めてる。

The City Loungeの丸い吹き抜け空間が、とても魅力的みたいです。
行ってみたいですねー

いやー
しかし、翻訳作業は結構時間かかりました。