ICCの上映会でS/Nを観てきた。
はとさんは、当時もスパイラルで観て、先々週もICCで観て、
今日私と一緒にまた観て。
話違うけど、スパイラル、槇さん。
上のシアターって行ったことない。
今日の映像だと、舞台装置の感じからして、
ハコ自体は結構広そうな感じだったけど、
実際は結構せまいのかな。
え、あれスパイラルでやったの?って感じ。
話、戻って。
想像してたのと、全然違った。
生で観てたら全然感想違うんだろうなぁ。
dumbtype後の作品は一回ICCで展示会を観てて、
こないだ高谷さん×教授を観て?体感して?くらい。
なんだか観ていてとてつもなく嫌な気分になったのだけど、
それがなぜだか、自分でよくわからない。
男性のためのパフォーマンスだからかな。
時間が経つと、わかるかもしれない。
もう一回観たら、わかるかもしれない。
2008/09/21
2008/09/14
2008/09/13
公園太極拳と山の手通り
チャイクォータのRさんに誘われて、公園太極拳に初参加。
家を出るのが遅れて30分も遅刻しちゃったけど、うわさ通り、木漏れ日の中で太極拳って気持ちいい。途中からの参加なので、全体の流れとか、見よう見まねだったけど。笑
誰かに見せるわけでもなく、体と対話しながらゆ~ぅっくりと動かす感じが、とっても優雅。大陸的なゆったりとした流れが、カラダにも伝わってきて、毎朝やってる華人のキモチがちょっとわかるなぁ~~とってもリラックスな時間でした~
そして、ランチへ流れるみんなとさよならして、山の手通りを小一時間、散策。目標オペラシティ。
山の手通りは、首都高速の工事がずっと続いていて歩道も車道も凸凹なので、どんな工事になってるのかな?ってのが、散策の目的。もう一つは、今設計している道路の勉強に。
すごい。すごい。規模がおっきい!
代々木公園を出てNHKを横目に坂を降り、富ヶ谷を超えた先の交差点から右に曲がる。富ヶ谷やNHKの前の辺りは随分低いなぁ~そして、歩くと結構な坂。雨降ったら、川になるだろうなぁ~笑
交差点を超えて少し行くと、すぐに代々木八幡の駅を含む小田急線と立体クロス。そのせいで、また坂、階段、擁壁の応酬。新宿が平坦なだけに、代々木と渋谷の凸凹さに、結構びっくり。そして地下に高速道路が通って、上に一般道がくるためにたくさんの工事が。歩道の上には現況の水道の位置を示した、マーキングも。DP900・・・土かぶり900!?と思ったけど、給水はあまり深くは埋めないみたいね。
とにかく凸凹だらけ。あちこちに擁壁があって、坂も階段もたくさん。これって最終的にどう納まるんだろう・・・
完成はまだまだ先だろうけど、この工事を考え付いた人、すごいなぁ!
で、初台の手前できれいなカーブを経て、20号とクロス。オペラシティーの辺りにくると、俄然人が増える。意外と休日でもオペラシティーは人がいるのね~いいことだ!
小一時間の旅、でした~
家を出るのが遅れて30分も遅刻しちゃったけど、うわさ通り、木漏れ日の中で太極拳って気持ちいい。途中からの参加なので、全体の流れとか、見よう見まねだったけど。笑
誰かに見せるわけでもなく、体と対話しながらゆ~ぅっくりと動かす感じが、とっても優雅。大陸的なゆったりとした流れが、カラダにも伝わってきて、毎朝やってる華人のキモチがちょっとわかるなぁ~~とってもリラックスな時間でした~
そして、ランチへ流れるみんなとさよならして、山の手通りを小一時間、散策。目標オペラシティ。
山の手通りは、首都高速の工事がずっと続いていて歩道も車道も凸凹なので、どんな工事になってるのかな?ってのが、散策の目的。もう一つは、今設計している道路の勉強に。
すごい。すごい。規模がおっきい!
代々木公園を出てNHKを横目に坂を降り、富ヶ谷を超えた先の交差点から右に曲がる。富ヶ谷やNHKの前の辺りは随分低いなぁ~そして、歩くと結構な坂。雨降ったら、川になるだろうなぁ~笑
交差点を超えて少し行くと、すぐに代々木八幡の駅を含む小田急線と立体クロス。そのせいで、また坂、階段、擁壁の応酬。新宿が平坦なだけに、代々木と渋谷の凸凹さに、結構びっくり。そして地下に高速道路が通って、上に一般道がくるためにたくさんの工事が。歩道の上には現況の水道の位置を示した、マーキングも。DP900・・・土かぶり900!?と思ったけど、給水はあまり深くは埋めないみたいね。
とにかく凸凹だらけ。あちこちに擁壁があって、坂も階段もたくさん。これって最終的にどう納まるんだろう・・・
完成はまだまだ先だろうけど、この工事を考え付いた人、すごいなぁ!
で、初台の手前できれいなカーブを経て、20号とクロス。オペラシティーの辺りにくると、俄然人が増える。意外と休日でもオペラシティーは人がいるのね~いいことだ!
小一時間の旅、でした~
2008/09/10
2008/09/08
ターミナル
夜、TVでやってた。
NYのエアポートって、あんな感じなんだ?
どこまでがセット?誰の設計だろ~
しかーし。
大理石ミガキの床は危ないですね~
水でぬれると、確実にコケますね~
話飛びますが、
旅先で友達になったイスラエル人の友人が、
ぼくの家、床が全部大理石なんだよ~
っていうか、イスラエルでは、大理石がたくさん採れるから、
床は大理石で造るのが普通なんだよ~(ほんとかなぁ?)と、
言ってましたが。
砂漠の民の家は、やっぱひんやり大理石で、
ほとんど雨降らないし、それでいいのでしょうね~
で、話戻して。
人がコケるのを観てるおじさん、いい趣味でしたねぇ~笑
あと、キャサリンセダジョーンズ、
派手にコケてヒール折ってましたけど、
あんなに見事に折れるヒールって
あるんですかねぇ?
まぁ、映画だ、映画。笑
Goat!
やぎ!やぎ!やぎだよ!やぎ!
のシーンが、吹き替えだったので、
ちょっと生ボイス聞けなくて残念。
トムハンクスの舌ったらずな英語が聞けなくって、
残念んん~~~
NYらしかったのは、最後の10分くらいですかね。
ブロードウェイ?の街並みは見事なデコレーションでした~
まぁでも、
NYってよりは、エアポートマニアにたまらない映画でしょうね。
そして、移民の監督には、切実な問題なんでしょうか。
プラダを着た悪魔、に出てた、ゲイのeditor役の人、
エアポートの主任でトムとかなり絡んでましたね!
あれでプラダ~に抜擢されたのかも。
くすくすネタが多くて、はとさんと大笑いしながら観ました~
NYのエアポートって、あんな感じなんだ?
どこまでがセット?誰の設計だろ~
しかーし。
大理石ミガキの床は危ないですね~
水でぬれると、確実にコケますね~
話飛びますが、
旅先で友達になったイスラエル人の友人が、
ぼくの家、床が全部大理石なんだよ~
っていうか、イスラエルでは、大理石がたくさん採れるから、
床は大理石で造るのが普通なんだよ~(ほんとかなぁ?)と、
言ってましたが。
砂漠の民の家は、やっぱひんやり大理石で、
ほとんど雨降らないし、それでいいのでしょうね~
で、話戻して。
人がコケるのを観てるおじさん、いい趣味でしたねぇ~笑
あと、キャサリンセダジョーンズ、
派手にコケてヒール折ってましたけど、
あんなに見事に折れるヒールって
あるんですかねぇ?
まぁ、映画だ、映画。笑
Goat!
やぎ!やぎ!やぎだよ!やぎ!
のシーンが、吹き替えだったので、
ちょっと生ボイス聞けなくて残念。
トムハンクスの舌ったらずな英語が聞けなくって、
残念んん~~~
NYらしかったのは、最後の10分くらいですかね。
ブロードウェイ?の街並みは見事なデコレーションでした~
まぁでも、
NYってよりは、エアポートマニアにたまらない映画でしょうね。
そして、移民の監督には、切実な問題なんでしょうか。
プラダを着た悪魔、に出てた、ゲイのeditor役の人、
エアポートの主任でトムとかなり絡んでましたね!
あれでプラダ~に抜擢されたのかも。
くすくすネタが多くて、はとさんと大笑いしながら観ました~
2008/09/05
こわれゆく世界で
他のブログで書いてたのをこっちに移動。
2007年04月29日
再開発の進むロンドンが舞台、ジュード・ロウが建築家(!)
の役だということで、観てきました。
内容は触れず、ロンドンの再開発に触れてみます。
この映画を観た後買ったパンフレットで知ったのですが、
ロンドンとパリを3時間でつなぐユーロスターの駅、
ウォータルー駅が終点ではなくなるということでした!
パンフレットによると、大英博物館のすぐそばの、
セントパングラス駅につながるようですが、
パリからの国際客をせっかくなら大英博物館へ直結!
くらいな感じでしょうか。
さすが、ロンドン。都市計画が大胆です。
ということは、テムズ川の手前まで来ていたユーロスターが
地下へもぐるということでしょうか、川を渡るのでしょうか、
いずれにしても、テムズの北と南で鉄道の終着点が
わかれていたロンドンがまたひとつつながりますね。
さて。
映画に出てくる、ジュード・ロウの現場事務所は、
引っ越してすぐに空き巣に遭い、
コンピュータごとあっさり盗まれてしまいます。
しかも2度も。周辺はスラム化しているということで、
ロンドンの下町でも割りと治安のよくないエリアらしいのですが、
そこに都市計画家としてのジュード・ロウが
街を再生するという計画。
映画でも、PR用の”うそくさい”完成予想映像が流れ、
はめこみでジュード・ロウが再生計画を説明しています。
同じ業種に携わる者としては
うそくささがなんだか失笑でした・・・
そしてあろうことに、疲れた顔をした彼は
遠い目をしながらこういいます。
「運河を引き・・・適当に緑を散らす・・・」
おぉ!脚本家の方、わかってらっしゃる!
海運が廃れた現代では、川は単にドブでしかないのは、
東京の日本橋の下に淀むお堀だけではありません。
ロンドンでもそれは同じこと。
ということで、世界的に流行りなのかわかりませんが、
運河を再生して交通渋滞を緩和・・・とか、観光用に・・・とか。
見本はタイ、渋滞知らずのバンコクの水運でしょうか。
それからもうひとつ、個人的におかしかったのは、
できあがりの模型を前に空き巣調査の私服の警官?調査員?と、
現場の所長(ジュード・ロウの上司役)とジュード・ロウで、
三人でコーヒー片手に話しているシーン。
オモムロにコーヒーを模型の上に置いて、
別な机に向かって歩いていく警官に、
あわててコーヒーカップを取り除ける上司。
おい!大切な模型にコーヒー跡がつくじゃないか(*_*)
って感じでしょうか。笑えました。
空き巣の犯人である少年たちが身も軽々と
逃亡をくりひろげるシーンも、印象的です。
屋根伝いに走り、狭い水路脇を走り、
小さな路地を走り抜けて、
あっというまに消えていきます。
再開発されてしまうと、あのような、
魅力的な風景はなくなってしまうのでしょうね。
ちなみに、ピーターバラカン氏の文章によると
犯人の少年とその母、ジュリエットヴィノシュの住む
アパートメントですが、チャールズ皇太子が嫌い、
「美的価値のない近代建築のいい例」と言われる、
ロンドンでは悪名高きデザインだそうです。
えぇ!?日本ではよくありそうな(実際無いですけど)
デザインなんだけど・・・?
というわけで、内容とは全然関係ない話になりましたが、
今のロンドンの街と空気を知るに充分な感じがしました。
2007年04月29日
再開発の進むロンドンが舞台、ジュード・ロウが建築家(!)
の役だということで、観てきました。
内容は触れず、ロンドンの再開発に触れてみます。
この映画を観た後買ったパンフレットで知ったのですが、
ロンドンとパリを3時間でつなぐユーロスターの駅、
ウォータルー駅が終点ではなくなるということでした!
パンフレットによると、大英博物館のすぐそばの、
セントパングラス駅につながるようですが、
パリからの国際客をせっかくなら大英博物館へ直結!
くらいな感じでしょうか。
さすが、ロンドン。都市計画が大胆です。
ということは、テムズ川の手前まで来ていたユーロスターが
地下へもぐるということでしょうか、川を渡るのでしょうか、
いずれにしても、テムズの北と南で鉄道の終着点が
わかれていたロンドンがまたひとつつながりますね。
さて。
映画に出てくる、ジュード・ロウの現場事務所は、
引っ越してすぐに空き巣に遭い、
コンピュータごとあっさり盗まれてしまいます。
しかも2度も。周辺はスラム化しているということで、
ロンドンの下町でも割りと治安のよくないエリアらしいのですが、
そこに都市計画家としてのジュード・ロウが
街を再生するという計画。
映画でも、PR用の”うそくさい”完成予想映像が流れ、
はめこみでジュード・ロウが再生計画を説明しています。
同じ業種に携わる者としては
うそくささがなんだか失笑でした・・・
そしてあろうことに、疲れた顔をした彼は
遠い目をしながらこういいます。
「運河を引き・・・適当に緑を散らす・・・」
おぉ!脚本家の方、わかってらっしゃる!
海運が廃れた現代では、川は単にドブでしかないのは、
東京の日本橋の下に淀むお堀だけではありません。
ロンドンでもそれは同じこと。
ということで、世界的に流行りなのかわかりませんが、
運河を再生して交通渋滞を緩和・・・とか、観光用に・・・とか。
見本はタイ、渋滞知らずのバンコクの水運でしょうか。
それからもうひとつ、個人的におかしかったのは、
できあがりの模型を前に空き巣調査の私服の警官?調査員?と、
現場の所長(ジュード・ロウの上司役)とジュード・ロウで、
三人でコーヒー片手に話しているシーン。
オモムロにコーヒーを模型の上に置いて、
別な机に向かって歩いていく警官に、
あわててコーヒーカップを取り除ける上司。
おい!大切な模型にコーヒー跡がつくじゃないか(*_*)
って感じでしょうか。笑えました。
空き巣の犯人である少年たちが身も軽々と
逃亡をくりひろげるシーンも、印象的です。
屋根伝いに走り、狭い水路脇を走り、
小さな路地を走り抜けて、
あっというまに消えていきます。
再開発されてしまうと、あのような、
魅力的な風景はなくなってしまうのでしょうね。
ちなみに、ピーターバラカン氏の文章によると
犯人の少年とその母、ジュリエットヴィノシュの住む
アパートメントですが、チャールズ皇太子が嫌い、
「美的価値のない近代建築のいい例」と言われる、
ロンドンでは悪名高きデザインだそうです。
えぇ!?日本ではよくありそうな(実際無いですけど)
デザインなんだけど・・・?
というわけで、内容とは全然関係ない話になりましたが、
今のロンドンの街と空気を知るに充分な感じがしました。
フランシスコと二人の息子
他のブログで書いてたのを移動。
2007年04月03日
フランシスコと二人の息子 公式サイト
ブラジル音楽と言えば、サンバやボサノヴァ。けれど、この映画はブラジル版カントリーであるセルタネージョという音楽の物語。
映画は、お父さんであるフランシスコがラジオを受信しようと、屋根の上のアンテナをいじっているところから始まります。
見渡す限りの青くて広い空と埃っぽい畑に囲まれながら、家族は貧しいけれどものびのびと暮らしていて、唯一の情報元であるラジオからは、音楽があふれます。
息子たちをいつかプロのミュージシャンに、と願う父は、寝る前にラジオの前に子供たちを座らせて、ラジオから流れる流行の音楽に耳を傾けさせます。前半は、家族の団欒にラジオが欠かせなくて・・・
というより、半ば強制的にラジオの前に座らされている子供たちと、夜でもお隣に気にせず大きな音でラジオを聴いているシーンが印象的。お隣は、きっと相当離れた場所にあるのでしょう。
お祭りのときにハーモニカを買ってもらった長男は、音にもリズムにもならない「雑音」を奏でますが、やはり家族は父親の一存で「雑音」を受け入れますし、当の長男も次第に自分なりの音楽を奏で始めます。畑の作物と引き換えに息子たちへ買い渡された、アコーディオンとギターの場合もしかり。お隣がいないことをいいことに、父の歌と楽器の特訓が続きます。ここでの父の無謀とも見える?猛特訓と、広い広い空と畑に囲まれた自然が、息子たちの原風景となって後の彼らを支えます。
ついには地代が払えなくなり、長く住み慣れた土地を離れることになります。新しく移動した都会の街では、雨漏りはするもののなんと電気が通っていて、子供のようにランプを点けたり消したりして喜ぶお父さんと、つられて笑う子供たち。都会では当たり前のことが彼らにとっては、微笑みの種になっています。
都会の慣れない仕事でなかなか稼げない父と、途方にくれる母を見た息子たちは、バスステーションで歌うことを思いつきます。
このシーン、
映画としての音響効果が入っているとはいえ、屋根のある広い空間に響く彼らの歌は、広い空の下で聴くものとはまた違った感じに聴こえました。
こうして、二人の息子の歌はウワサを呼び・・・
旅周りの車窓から見える風景や、後半に出てくるサンパウロの夜景、暖かな両親の家の食卓、そして育った田舎の家。たくさんのブラジルの風景が流れていきます。
特徴的なのは、映画中セリフがほとんどなく、「アイコンタクト」で画面が続いていくこと。出演者たちみんな、特有の大きな目がくるくると動いてさまざまな表情を描いていきます。まさにtalking eye。うらやましいですね。ラテン系の人たちはおしゃべりなイメージがありますが、目にも口以上にモノを言わせる力が備わっているように思いました。
さて。
主人公である息子たち、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルチアーノは、ブラジルで相当な人気のアーティストとのこと。映画で初めて聴きましたが、歌詞の内容がまた胸に響く内容で、思わず涙してしまう映画でした。
かの、カエターノ・ヴェローゾも映画の内容に感動して、音楽監修を買って出たとか。自ら彼らと新しく曲を作って歌っていました。エンドロールの数分も必見?必聴?です。
2007年04月03日
フランシスコと二人の息子 公式サイト
ブラジル音楽と言えば、サンバやボサノヴァ。けれど、この映画はブラジル版カントリーであるセルタネージョという音楽の物語。
映画は、お父さんであるフランシスコがラジオを受信しようと、屋根の上のアンテナをいじっているところから始まります。
見渡す限りの青くて広い空と埃っぽい畑に囲まれながら、家族は貧しいけれどものびのびと暮らしていて、唯一の情報元であるラジオからは、音楽があふれます。
息子たちをいつかプロのミュージシャンに、と願う父は、寝る前にラジオの前に子供たちを座らせて、ラジオから流れる流行の音楽に耳を傾けさせます。前半は、家族の団欒にラジオが欠かせなくて・・・
というより、半ば強制的にラジオの前に座らされている子供たちと、夜でもお隣に気にせず大きな音でラジオを聴いているシーンが印象的。お隣は、きっと相当離れた場所にあるのでしょう。
お祭りのときにハーモニカを買ってもらった長男は、音にもリズムにもならない「雑音」を奏でますが、やはり家族は父親の一存で「雑音」を受け入れますし、当の長男も次第に自分なりの音楽を奏で始めます。畑の作物と引き換えに息子たちへ買い渡された、アコーディオンとギターの場合もしかり。お隣がいないことをいいことに、父の歌と楽器の特訓が続きます。ここでの父の無謀とも見える?猛特訓と、広い広い空と畑に囲まれた自然が、息子たちの原風景となって後の彼らを支えます。
ついには地代が払えなくなり、長く住み慣れた土地を離れることになります。新しく移動した都会の街では、雨漏りはするもののなんと電気が通っていて、子供のようにランプを点けたり消したりして喜ぶお父さんと、つられて笑う子供たち。都会では当たり前のことが彼らにとっては、微笑みの種になっています。
都会の慣れない仕事でなかなか稼げない父と、途方にくれる母を見た息子たちは、バスステーションで歌うことを思いつきます。
このシーン、
映画としての音響効果が入っているとはいえ、屋根のある広い空間に響く彼らの歌は、広い空の下で聴くものとはまた違った感じに聴こえました。
こうして、二人の息子の歌はウワサを呼び・・・
旅周りの車窓から見える風景や、後半に出てくるサンパウロの夜景、暖かな両親の家の食卓、そして育った田舎の家。たくさんのブラジルの風景が流れていきます。
特徴的なのは、映画中セリフがほとんどなく、「アイコンタクト」で画面が続いていくこと。出演者たちみんな、特有の大きな目がくるくると動いてさまざまな表情を描いていきます。まさにtalking eye。うらやましいですね。ラテン系の人たちはおしゃべりなイメージがありますが、目にも口以上にモノを言わせる力が備わっているように思いました。
さて。
主人公である息子たち、ゼゼ・ヂ・カマルゴ&ルチアーノは、ブラジルで相当な人気のアーティストとのこと。映画で初めて聴きましたが、歌詞の内容がまた胸に響く内容で、思わず涙してしまう映画でした。
かの、カエターノ・ヴェローゾも映画の内容に感動して、音楽監修を買って出たとか。自ら彼らと新しく曲を作って歌っていました。エンドロールの数分も必見?必聴?です。
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